2014年09月25日
リトルリーガーズショルダー(野球肩)
小学、中学生の野球による肩の障害の中で多いのがこのリトルリーガーズショルダーとよばれるものです。
成長期の肩関節はまだ完全に骨が出来上がっているわけではないので、どうしても軟骨部分が弱く、度重なるストレスに負けてしまいます。また、フォームが十分に固まっていない中で無理な投球動作を繰り返すことにより、発症するケースも見受けられます
過度の投球や、無理な投球動作が要因となることが多いでしょう。
その他、肩関節の可動域制限や体幹・下半身の柔軟性の低下なども原因となることがあります。
まずはレントゲンにて成長軟骨(骨端線・こったんせん)の損傷度合いの確認が必要となってきます。
骨端線の離開が確認されるうちは、投球動作は禁止となります。
また、この時期に肩関節に負担をかけないよう、リハビリで姿勢調節・体幹強化、骨盤、腰の可動域の再獲得などいつでも投球できるような体作りを行っていきます。
だいたい1ヶ月くらいの投球禁止で痛みが軽減しますので、それからスローイングの練習をおこなっていきます
必ず肩関節周囲のストレッチは入念に行いましょう。
また、一度痛めた箇所は「かばい」のクセがついていることがあります。恐怖感や不安感が残るうちは決して無理をせず、まずはじっくりとフォームを固めるようにしましょう
Posted by m-kotu at 22:38│Comments(0)
│接骨院